このコンテンツでは…
うつ病とお酒の関係
上記について解説しています。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2019/05/どんぶっちアイコン正式no.jpg” name=”どんぶっち” type=”r”]こんにちは!どんぶっち(@donbucchi3)です![/voice]
あなたはお酒が好きですか?
僕はお酒が大好きです!
毎晩、晩酌をしていたぐらい飲まなきゃやってられませんでした(笑)
しかし、うつ病になってからは全く飲んでいません。
なぜお酒が大好きだった僕が、うつ病になってからお酒を飲まなくなったのか?
今回は、うつ病とお酒の関係について、持論も交えて解説をしたいと思います。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]うつ病とお酒の関係だね。
気になるな~![/voice]
お酒は抑うつ効果がある?
2013年の記事ではありますが、保健指導リソースガイドに適度な飲酒はうつ病を予防するという記事があります。
[aside type=”normal”]記事についてのリンクはこちら
適度な飲酒でうつ病を予防 ワインを飲むとリスクが32%減少[/aside]
この記事によれば、飲酒をしていない人よりも、適度な飲酒をしている人のうつ病の発症リスクが32%減少したということです。
なぜ、うつ病発症リスクが減少するのでしょうか?
その答えは、アルコールがドーパミンの分泌を促すからです。
ドーパミンって何?
お酒を飲んでいると、何だか気持ちよくなって楽しくなっていくことがありますよね?
これは、アルコールを摂取すると、気分を高揚させるドーパミンという神経伝達物質を分泌するからです。
つまり、ドーパミンが出まくると気分がハイになるということです。
そして、アルコールを摂取すると、僕達うつ病患者にとって超重要なセロトニンも分泌するんです。
適度な飲酒をすれば、ドーパミンとセロトニンを分泌してうつ病予防になっていたということですね^_^
大量のアルコールはうつ病のリスク!
逆に、適度な飲酒ではなく、大量に飲酒をした場合はどうなるかと言いますと、うつ病になるリスクが上がります。
その原因として、ストレス解消をお酒に求めてしまうと、お酒の量がどんどん増えてしまい、アルコール依存症になります。
これは、日頃のストレスでよくある「飲まなきゃ、やってられないぜ!」を体現して、お酒の力を借りて、過剰なドーパミン分泌をしている状態です。
さらに、二日酔いになるほど飲めば、通常の3倍の脳神経細胞が死滅します。
だから、飲酒を大量にする人はうつ病になるリスクが上がってしまいます。
リスクを上げない為には、適度な飲酒をすることが大事です。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]適度な飲酒ってどのぐらいかを説明するね![/voice]
適度な飲酒ってどれぐらい?
それでは、うつ病になるリスクを上げずに、うつ病予防になる適度な飲酒の量を紹介します!
アルコールの量については、純アルコールで1日平均20g程度です。
20gって言っても分からないので、具体的にしますね^_^
【適度な飲酒の量 20g】
・ビール中瓶 1本(500ml)
・日本酒 1合(180ml)
・ウイスキー ダブル(60ml)
・7%の缶チューハイ 1缶(350ml)
・ワイン 2杯(120ml)
人それぞれですが、上記の量が適度な飲酒です。
この量を目安にアルコールを摂取する様にしましょう!
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]具体的だとわかりやすいね[/voice]
うつ病患者の飲酒は?
それでは、本題について話しましょう。
うつ病患者は飲酒して良いかどうかです。
答えは「NO!」です。
残念ながら、うつ病になっている方には飲酒をおすすめできません。
その理由があります。
うつ病患者に飲酒がおすすめできない理由
うつ病患者に飲酒がおすすめできない理由は3つあります。
【うつ病患者に飲酒をおすすめできない理由】
・睡眠が浅くなる
・抗うつ薬が効きにくくなる
・アルコール依存症になりやすい
睡眠が浅くなる
お酒を飲んだ次の日はすごく眠たかったり、体がだるかったりしますよね?
これは、お酒を飲むと睡眠が浅くなることが原因です。
お酒を飲むと、おしっこが近くなったり、アルコールを分解する為に体が活動状態になってしまうので、睡眠が浅くなります。
うつ病患者にとって、うつ病の悪化を防ぐには、良質な睡眠が必要です。
お酒を飲めば、良質な睡眠をとることができなくなるということです。
良質な睡眠が取れなくなれば、うつ病療養の妨げになりますし、悪化の原因にもなります。
抗うつ薬が効きにくくなる
アルコールは脳に変化をもたらすので、抗うつ薬が効いてるかどうかが分かりづらくなります。
治療の効果も判断できなくなったり、副作用が強く出たりします。
場合によっては、うつ病が悪化するなんてこともあります。
だから、うつ病を治療中であれば、飲酒をやめる必要があります。
アルコール依存症になりやすい
うつ病がつらくなり、少しでもうつ病の辛さから逃れる為に飲酒をすることがあります。
もちろん、飲酒をすればドーパミンが分泌されて、一時的に気分が上がって楽しくなります。
気分を楽しくして、うつ病のつらさをお酒で和らげようとします。
お酒を飲む人なら分かると思いますが、お酒を飲むのを習慣化すると、耐性が出てきます。
耐性が出ると、少量のお酒では効果が出なくなり、量が増えていきます。
こうして、アルコール依存症になっていきます。
うつ病とアルコール依存症が併用すると、非常に危険です。
そうならない為にも飲酒をやめましょう。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]うつ病とアルコールの相性は最悪だね…[/voice]
まとめ
では、今回のコンテンツをまとめます。
【お酒はうつ病を予防できる】
適度な飲酒はうつ病になるリスクを32%低減させた!
逆に大量の飲酒はうつ病になるリスクが高くなる
【適度な飲酒ってどのぐらい?】
・ビール中瓶 1本(500ml)
・日本酒 1合(180ml)
・ウイスキー ダブル(60ml)
・7%の缶チューハイ 1缶(350ml)
・ワイン 2杯(120ml)
【うつ病治療中にお酒って飲んでいいの?】
⇒うつ病治療中なら飲酒はしないこと!
【うつ病治療中に飲酒をおすすめできない理由】
・睡眠が浅くなる
・抗うつ薬が効きにくくなる
・アルコール依存症になりやすい
まとめは以上です。
終わりに
うつ病になってから、お酒を素直にやめることができました。
理由は非常に単純なんですが、抗うつ薬の副作用が強くて飲む気にならなかったんです。
うつ病になったことは当初つらかったですが、お酒に走ることはありませんでした。
抗うつ薬とお酒の組み合わせが、明らかに危険だと思いましたし。
飲んで命の危険に関わる様なことはできませんしね^^;
お酒をやめたけど、まだお酒に未練がある人は、お酒をやめて良かったことを探してみて下さい。
僕の場合は、いつでも車が使える様になったことと、飲み屋のご飯が美味しく感じる様になりました。
これだけでも、お酒をやめて良かったと感じました。
人は単純で、やめて良かったと思うことがあれば、案外スッパリとやめれちゃいますよ^_^
そして、うつ病が寛解したら適度な飲酒をする様にして、うつ病ともお酒とも仲良く付き合っていきましょう。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]お酒とも良い付き合いをしたいもんだね[/voice]
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2019/05/どんぶっちアイコン正式no.jpg” name=”どんぶっち” type=”r”]間違いないね。[/voice]
それでは、今回はこれで。
今回も閲覧頂きありがとうございました。
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