人の視線が気になるのはうつ病のサイン？いい人をやめて自由になろう

 
視線が気になりすぎて周りにどう思われているかを気にしてしまう。

自分の発言が相手を傷つけていないかを気にしてしまう。

 
人の視線を気にしすぎて、考え過ぎてしまう事はありませんか？

 僕もうつ病になる前は、毎日人の視線にビクビクしながら仕事をしていました。

人に良く見られたいと思っていました。

そんな状況なので、周りからは「いい人」 で通っていました。

しかし、いい人でいるということは、ずっと緊張している状態と同じです。

精神衛生上、良くありません。

おそらく、あなたはストレスを吐き出す場所が無いので、我慢をし続けている状況です。

我慢し続けると、僕の様に心の緊張感が切れてうつ病になってしまいます。

実は、いい人をやめるのはとても簡単です。

やめられないのは、いい人をやめた後のことや、自分がどういう状況か分からないからです。

いい人をやめるとどうなるのか？

今の自分がどういう状況か理解すれば簡単に抜け出せます。

今回は、いい人をやめて対人恐怖症とうつ病を対策する方法を紹介します。

この記事を読み終えたら、いい人をやめる知識をつけることができます。

人の視線が気になる いい人は「使い勝手の」いい人

まず、いい人をイメージしてみましょう。

僕が思ういい人は、相手の依頼を断らなかったり、嫌なことを率先してやってくれたりと様々な場面で助けてくれる人という感じです。

実際にあなたはいい人なので、自分を頼ってくれる人の依頼を断りませんし、皆がやりたくないことは自分がやるべきだという使命感があると思います。

しかし、よく考えると人に頼られないと不安だったりやりたくないことをやらないと、相手に嫌な奴とか周りからやる気が無いと見られてしまうことが怖かったりしませんか？

僕が考える「いい人」と言うのは、人に良く思われなければいけなかったり、周りから頼られないといけないという強迫観念から出来上がったものだと考えています。

つまり、自分の意見はあるけど相手の意見を尊重しすぎて断れないんです。

相手は「こいつに頼んでおけばやってくれる」と思っていますので、あなたを頼ってくれるんです。

だから、いい人は「使い勝手」がいい人 です。

 使い勝手のいい人は対人恐怖症

使い勝手のいい人は少なからず対人恐怖症だと僕は考えています。

対人恐怖症の特徴を見ると共通する部分が見えてきます。

上記の対人恐怖症の特徴で特に共通するのが…

人前で失敗したくない

人にバカにされたり変な人に思われたくない

という部分ですね。

ものすごく分かります。

いい人もここが共通します。

いい人が目指しているもの

いい人は何で、誰からも頼りにされて、仕事も率先してやるのか？

僕自身がいい人だったので、何故か考えてみました。

考えた末に分かったのは、いい人は完璧な人間を目指しているということです。

つまり、仕事ができて周りからの人望も厚く、ついでに異性にもモテてお金持ち！

いい人が目指しているのはパーフェクト超人なんです。

いい人がパーフェクト超人になれば、周りから羨望の眼差しをもらえますからね。

周りからの羨望の眼差しが欲しくていい人をしているんです。

極論を言えば、

周りからよく見られることで、自分の人生は幸せだという悦に入りたいということです。

 いい人が完璧を目指した結果

いい人が完璧を目指して行くとどうなるかを紹介しましょう。

大抵の人は途中で「あれ？完璧なんて無理ゲーだから程々にしよう」と我に返り、いい人をやめて無事に自分の人生を歩く方向に進んでいきます。

しかし、一部は「完璧な人間にならなきゃ人生詰んじゃう」という強迫観念が強く出て、無理をする様になります。

無理をするとは、自分のキャパ以上の仕事をしたり、後輩や同僚の前でいい人を演じたりします。

いつも緊張し続けているので、休めません。

そして、「周りに隙を見せてはいけない」と考える様になります。

さらに、緊張が増していきます。

そして、ある日限界がきて壊れてうつ病や対人恐怖症という形で脱落します。

結論を言えば、完璧な人間を目指し続けると壊れるんです。

これは僕が経験したことなので間違いないです。

 対人恐怖症やうつ病を予防するには？

では、対人恐怖症やうつ病にならないためにはどうするか？

予防方法は実にシンプルです。

これだけです。

ただ、これだけだと具体的な方法がわからないですよね？

そこで、すぐに実践できる具体的な方法を紹介します。

いい人をやめる！完璧を目指さない方法

完璧な人を目指さない

まずは、完璧な人を目指さない様にしましょう。

自分が目指している完璧な人を具体的に思い浮かべて下さい。

おそらく、はっきりした人物像は出てきていませんよね？

完璧な人というのは、自分の強迫観念から生まれたモンスター なんです。

だから、そのモンスターがあなたを壊そうとして操っていただけです。

はっきりした人物像がある人は、自分が何を目指しているか理解しているのでその人物像を目指すんです。

無い人はモンスターに操られていただけなんです。

では、このモンスターを退治する方法をお伝えします。

それは「完璧な人間をあきらめる」 ことです。

「自分は完璧な人になれない、もうあきらめよう」とあきらめてください。

そうすると、肩の荷が下ります。

肩の荷が下りたらようやく自分がやりたいことを見つける旅のスタートラインに立てるんです。

周りの評価を気にしない

完璧な人間をあきらめたら次のステップです。

周りの評価を気にするのをやめましょう。

今までは完璧な人間を目指していたから、周りの評価が気になっていました。

しかし、完璧な人間をあきらめたことで、周りの評価を気にする必要が無くなりました。

つまり、自分の為に仕事をすることが出来ます。

誰かの為ということでなく、自分の為に仕事をする理由を見つけましょう。

最初は、お金がほしいとかでも構いません。

そうすると、自分がやっている仕事を優先することができます。

依頼を断る

今まで何でも頼られたら引き受ける姿勢だったのを変えてみましょう。

優先順位によりますが、自分じゃなくてもできるのであれば断ってみましょう。

相手は、あなたが断らないのを良いことに自分の仕事も押し付けている可能性があります。

依頼を断ることで、今後あなたに仕事を頼む時には、依頼する仕事をしっかり選んで持ってくる様になります。

ノーと言える様になりましょう！

率先してやらない

社会に出ると、会社の教育で「仕事のできるやつは率先して仕事をする」と刷り込まれるんです。

社会人になって最初は率先してやらないと、上司に仕事ができないやつと見られてしまうと思われますよね？

そう思われたくなくて手を上げたり、やりたくないことを率先してやる様になるんです。

人の視線や上司の為に仕事をすることが主軸になったら、率先してやらないようしましょう。

基準は自分の為にやるかどうかです。

自分の為になるのであれば率先して仕事をやっても良いと思います。

今の会社を辞める

今の環境だとどうしても実践できない人は環境を変えるのも一つの手段です。

環境が変われば、あなたの考え方を変えるチャンスが生まれます。

そのチャンスを活かして、完璧人間を目指すことをやめたり、自分のやりたいことを見つけることができます。

会社をやめるだけで、考え方も変わるのか？

という疑問があると思いますが、間違いないです。

僕自身が経験した事です。

完璧な人間を目指すことや人からよく思われたいというのは、「会社の中で」ということなんです。

その会社をやめてしまえば、完璧を目指す必要もありませんし、人からよく思われたいということも思いません。

つまり、完璧な人間をやめる手っ取り早い方法は会社を辞めることです。

そうは言っても、会社を辞めるのは難しいと思います。

会社を辞めるのは最後の手段にしましょう。

まずは、上記の実践項目をコツコツ取り組んでいきましょう！

規則正しい生活をする

一番大事なことだと僕は考えています。

規則正しい生活というのは、早寝早起きです。

生活のリズムを正しくすることが大事です。

不規則な生活をすると質の高い睡眠がとれません。

睡眠の質が低下すると、自律神経が整いません。

自律神経が整わなければ、自己判断もできなくなりますし、リラックスもしていないので、緊張し続けている状態が続いてしまうんです。

自分がしっかりとした考えを持ちたかったり、相手に対して意見を言えるようにするには、規則正しい生活をして正常な判断をできるようにすることです。

規則正しい生活を送ることは、人生においてものすごく大事なことだったんです。

 まとめ

では、今回のコンテンツをまとめます。

まとめは以上です。

終わりに

いい人や完璧を目指すことをやめるのは、簡単ではありません。

僕自身、この考え方をやめれたのは会社を退職してからでした。

最初に明確な目的や目標を持って仕事をすればベストですが、大半はそんなことを考えずに就職します。

就職して「この仕事ちょっと違うな…」そう思ったら、自分の直感を信じて良いと僕は思います。

我慢してるなら転職するのもアリです。

自分の人生ですから、自分が幸せになる様にしましょうね^_^

 
それでは、今回はこれで。

今回も閲覧頂きありがとうございました。