ブッチこんにちは！どんぶっち（@donbucchi3）です！
今回は下水道第3種技術検定試験に合格できましたので、試験の勉強方法やおすすめのテキスト、問題集などを解説します。
これで「げさん」は取得できるはず！？
下水道技術検定とは？
タコさんそもそも下水道技術検定って何よ？
ブッチまずはそこから解説しますね。
下水道第3種技術検定試験とは日本下水道事業団が主催する技術検定試験のことです。
下水道の設計、工事の監督管理及び維持管理については、下水道法及び下水道法施行令により、学歴に応じた一定の下水道実務経験を有する者に行わせなければならず、事業を実施するにはこのような有資格者を確保する必要があります。
技術検定は有資格者の早期確保などを目的に創設された制度で、合格した場合下水道法第22条の資格取得について必要とされる実務経験年数を短縮する特例が認められています。
※日本下水道事業団ＨＰより一部抜粋して掲載
タコさんちょっと難しい…
ブッチじゃあ、ざっくり説明するね。
超ざっくりな説明ですが、下水道に関わる業務は現場で働いた経験年数によって監督管理や施設の維持管理資格の取得ができます。
しかし、この経験年数が長い！！
未経験で下水処理のお仕事を始めた場合ですが、施設の維持管理資格を取得できる経験年数は10年 です。
タコさん長っ！！
ブッチですよねー。
これだけ長いと有資格者になるのに一苦労です。
そこで、下水道技術検定を設けて合格したら経験年数を大幅に短縮しちゃおうというものです。
短縮したら維持管理資格取得の経験年数が2年 に短縮されます！
会社によっては資格手当などお給料に直結する こともあります。
僕は資格取得して会社から金一封もらえました^_^
もし、あなたのお仕事が下水処理施設に関わる業務だったら持っておいて損は無いのでぜひ取得しましょう。
試験の日程と受験料、合格率
試験の日程と受験料
資格試験の申し込み…6月～7月
試験日…10月下旬～11月上旬
受験料…9000円
タコさん申し込みしたら3ヶ月は勉強できるね。
ブッチもう少し早く勉強すると良いかも…汗
合格率
2020年 33％
2019年 27.2％
2018年 30.1％
2017年 31.6％
2016年 23.7％
平均すると…24.6％！！
約25％と考えて、4人に1人は合格できます。
試験は60点満点です。
一般的には7割点数がとれていれば合格ラインと言われています。
本当にそうなのか？
気になるので、過去の合格点数も見てみましょう。
2020年 41点
2019年 40点
2018年 43点
2017年 42点
2016年 39点
平均すると41点！！
おおよそ7割ですね。
しかし、41点だと不合格になる可能性があります。
確実に合格するなら45点が安全圏です。
ブッチ直近5年よりもさかのぼって過去の合格点を見たけど、43点以上の合格点は無かったよ。
タコさんじゃあ、45点あればいけそうだね。
例年の傾向から読み解く
2020年の合格率が33％で過去5年以内では一番高い合格率です。
問題が簡単だったと予測できます。
合格率が上がっているので、2021年はおそらく問題が難しい傾向になる可能性が高いです。
過去問には載っていない、新しい問題が少し多めに入ってきたりする可能性があると予測できます。
例えば…
2020年は汚泥処理施設の大規模改修工事について問題が出ていました。
合格点は過去5年を見てもおそらくそこまで変わっていないので、39～42点を推移すると予測しています。
新しい問題を試験当日に解けるかはぶっちゃけた話、運頼み です。
基礎になる過去問をやりこんでケアレスミスをどれだけ減らせるのか が合格のキーポイントだと僕は思います。
試験の概要
ブッチ次は試験時間と試験問題について解説します。
試験時間…3時間15分
問題数…60問
多肢選択式…4択の中から1つ正解を選ぶ方式。
※試験開始して1時間が経過したら退出可能できます。
※問題集は回収されて持ち帰れません。
問題集を持ち帰りたい場合は最後まで居ましょう。
試験途中にトイレ退出は可能です。
ブッチトイレ退出できるのはありがたかったです。
試験問題の範囲は以下の通りです。
・下水処理
・工場排水
・運転管理
・安全管理
・法規
広い範囲なので出題範囲のポイントを解説したテキストや過去問を中心に勉強すると良いです。
おすすめの勉強方法
ブッチおすすめの勉強方法を紹介します！
・問題集を10回繰り返す
・時間じゃなく問題数でスケジュールを管理する
・毎日問題を解く
・スキマ時間の活用
・弱点克服方法
・計算問題は得点源
・試験日2週間前の勉強方法
過去問を繰り返し行うのは他のサイトでも言っていますが、具体的なところまでは明記していないのでそこを詳しくお伝えします。
ブッチ僕が実際にやって合格した勉強法です。
ムリをしたり難しいことは一切やっていません。
過去問を10回繰り返そう
結論から言えば、過去問を10回繰り返しましょう。
タコさん10回！？
絶対10回やらなきゃだめなの？
ブッチぶっちゃけ、問題と答えを覚えられたら10回やらなくてもＯＫです。
それぐらい過去問をやりこめば、問題と答えを覚えられるということです。
理由は下水道3種の試験はほぼ過去問が中心 だからです。
たまに難しいひっかけ問題はありますが、大筋は過去問です。
過去問をしっかり攻略すれば、間違いなく合格ラインに到達できます。
過去問は過去5年分かそれよりも遡った問題が掲載された問題集を選ぶと良いです。
先ほどもお伝えしましたが、下水道3種を合格する為に過去問を攻略することは最重要です。
過去問を徹底的にやりこみましょう。
時間じゃなく問題数でスケジュールを管理する
1日どれぐらい勉強をしていけば良いのか明確にすると勉強しやすくなります。
僕は時間ではなく、問題数で1日の勉強を管理するのをおすすめします。
理由は単純で1時間勉強時間があったとしてもだらだらやって5問ぐらいしか解けなければ、勉強が進まなければ時間の無駄になるからです。
それよりも1日の問題数を決めれば15分で勉強を終わらせてもOKです。
より多く問題を解くことが大事だと思います。
ブッチ過去問を10回繰り返すのもその為です。
より多く問題に触れる為には、スケジュールを逆算して立てて勉強するのが効果的です。
合格するには過去5年分ぐらいの過去問を10回繰り返すことが必要です。
過去問を10回繰り返すのに必要なのスケジュールを立ててみましょう。
具体的な数値が分かると勉強にも取り組みやすいです。
試験が11月10日で4月から勉強を開始するとします。
おおよそ7ヶ月なので210日ぐらい日数が確保できますよね？
そこから10回繰り返すにはどれぐらい問題を解くのか逆算してみましょう。
過去問一冊の問題数が600問と考えて、過去問一冊を210日でやりきるには1日に何問ずつ解いていけば良いのか計算してみましょう。
600÷210＝約2.9問 です。
10回繰り返すには10倍しますので、
2.9×10＝29
つまり、1日約30問ずつやれば問題集を10回繰り返すことができます。
毎日問題を解く
問題を解くスケジュールを決めたら、次は毎日問題を解く様にしましょう。
問題数は日によって減らしてもＯＫです。
ここで大事なのが必ず毎日問題を解くこと です。
毎日問題を解くことで勉強することが習慣化 されるのが狙いです。
習慣化されれば、勉強が生活の一部になりますので、抵抗なくすんなりと毎日勉強する様になります。
続けることで問題もどんどん解ける様になります。
問題を解く速度が上がって過去問を10回繰り返すことができます。
ブッチつまり、試験にも合格することができます！
スキマ時間の活用
毎日問題を解くと言っても勉強のスケジュールを大きくとる必要はありません。
時間を割くのではなく、スキマ時間 を活用しましょう。
1日のスキマ時間はかき集めると2時間ぐらいあるそうです。
例えば…
- 電車通勤なら移動時間に問題を解く
- 車通勤ならお昼休みの15分を利用して解く
- 朝ちょっと早く会社に行って少しだけ問題を解く
など
スキマ時間を有効的に使いましょう。
僕は朝会社に行ったら就業開始までに15問、お昼に15問解いて1日の勉強は終わっていました。
後は自由時間で好きな事してました。
スキマ時間を活用すれば案外勉強時間は確保できますので試してみてください。
タコさん毎日問題を解く+スキマ時間の活用で試験に合格できるんだね！
ブッチそう言う事です。
苦手なところの克服方法
問題集を繰り返していくと自分の苦手なところが出てきます。
僕の場合ですが、苦手だったのは脱水機の種類やブロワの種類です。
苦手な所が分かったらテキストの出番です。
テキストを読んで苦手分野の理解を深めます。
おすすめは単語カードを使って表に脱水機やブロワの名前、裏に特徴を書いて覚えました。
苦手なところを単語カード書いて暗記するのがおすすめです。
【単語カード作成例】
こんな感じで苦手な部分を単語カードに書き出して覚える様にすると弱点克服できます。
単語カードは100円ショップで売ってるやつで全然ＯＫです。
ポケットに単語カードを忍ばせてスキマ時間にサッと見ると効率よく時間を使って勉強できるのでおすすめです。
計算問題は得点源
計算問題は全問中2～3問です。
公式を覚えれば難しくない問題ばかりなので必ず得点源としましょう。
公式も問題集を繰り返し解くことで覚えられますので安心してください。
試験日2週間前の勉強方法
試験直前になったら、試験と同じ形式で問題を解く様にします。
なぜなら、出題パターンをつかむために試験と同じ形式で問題を解く必要があるからです。
実は、僕がおすすめしている過去問は出題範囲ごとに問題が集約されているので、試験と同じ様に出題されていません。
分かりやすいんですが、それだと試験で何問目にどの範囲が出題されるのかというパターンが分かりません。
だから試験と同じ形式で問題を解く必要があります。
試しに、2020年の問題を通しでやってみてください。
全問を試験と同じ形式で解くと、出題パターンがつかめる様になります。
実感できたら他の年の過去問もやってみましょう。
おすすめのテキストと問題集
ブッチおすすめのテキストと問題集を紹介します。
テキスト・問題集ともにけっこう値が張ります。
それなりに高い買い物なので間違った問題集を選んで損するのは嫌ですよね？
そんなあなたに間違いないテキストと問題集を教えますね。
テキストと問題集は関根康生さん著書のテキストと問題集を選んでおくと間違いないです。
テキストの解説はわかりやすいですし、各章ごとに覚えるポイントも掲載されています。
問題集は問題を解いてすぐに答えが書いてあるタイプの問題集なので、記憶が定着しやすいです。
僕が使った中では、関根康生さん著書のテキストと問題集が使いやすかったです。
過去問については、前述した通りで試験と同じ様に問題が出題されていないのが唯一のデメリットです。
しかし、巻末におまけで試験問題が2年分ぐらい載っているので、デメリットを補完していると思います。
テキスト
問題集
まとめ
では、今回のコンテンツをまとめます。
まとめ
【下水道技術検定とは？】
・下水処理施設の維持管理資格取得年数を短縮してくれる資格
未経験なら10年⇒資格取得で2年に短縮！！
【試験予測】
・前年の合格率が高いので問題が難しくなる可能性が高い
【おすすめテキスト・問題集】
関根康生さん著書のテキスト・問題集
・下水道第3種技術検定試験 攻略問題集
・下水道第3種技術検定試験 合格テキスト
まとめは以上です。
終わりに
下水道3種を受けた感想ですが、しっかりと勉強をして試験を受ければそこまで難しくはありません。
最初は問題の意味も分からないし点数も低いのでモチベーションが上がりません。
しかし、繰り返すことで問題の意味も少しずつ理解できる様になり点数も上がります。
問題集も2～3周繰り返したらほとんど満点近くまで取れる様になります。
そこで安心して勉強をやめてしまうと合格から遠く離れてしまうので、楽勝だと思っても毎日問題を解くことは続けてください。
続けることでこれだけ自分は準備してきたぞ！ という自信にもなりますからね。
継続は力なりです。
日にちが無いからと言って諦めず、スケジュールを逆算して組み立てて臨んでください。
ブッチ合格できることを心から応援しています！
それでは、今回はこれで。
今回も閲覧頂きありがとうございました。
テキスト
問題集
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