面接でうつ病のことは伝えるべき?あなたはどうする?

この記事を読むのにオススメな人

面接でうつ病のことを伝えるべきか悩んでいる人

上記の悩みを解消する記事です。

ブッチ

こんにちは!ブッチ(@donbucchi3)です!

 
うつ病の治療も最終段階にくると、社会復帰に向けて仕事探しをしますよね?

そこで問題になってくるのが面接対応です。

面接でうつ病のことを正直に話すのは良いのかどうなのか…

こんなお悩みが出てきませんか?

もちろん正直に話すべきだと思いますが、話すと面接を落とされてしまうかもしれません。

話さないと自分がうつを隠している事で不安になりますよね。

僕も面接でうつのことは伝えるべきかどうか悩みました。

同じ様に面接でうつのことを伝えるべきかどうか悩んでいる人は多いと思ったので、悩みが解消できるこの記事を書きました。

この記事では、面接でうつ病のことを話すべきかどうかという悩みを解消できます。

なぜなら、僕は人材派遣会社の人事担当として10年勤めた経験があります。

人事担当の目線でうつを伝えるべきかどうかをお伝えできます。

そして、うつも経験しているので、うつ病患者の心理についても理解しています。

人事担当とうつ病患者、両方の目線でアドバイスができます。

今回の記事を読めば、面接でうつを話すかどうか判断することができる様になり、安心して面接にのぞむことができます。

最後までお付き合いください。

タコさん

この判断は難しいよね…

ブッチ

判断に迷う人は記事を最後まで読んでみましょう。

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目次

なぜうつ病のことを話すか迷うのか?

疑問に思うキャリアウーマン

面接対応でうつ病のことを話すかどうか迷う理由というのは2つです。

  • 面接担当者に不安を与える
  • 面接を落とされる

 
面接を受ける側の心理として、面接担当者に良い印象を与えなければいけないという心理が働きます。

そこで、自分のデメリットになる部分を隠したくなりますよね?

うつ病だったことは間違いなくデメリットに入ります。

だとしたら、うつ病のことをわざわざ伝えるのは自分の印象を悪くすると思ってしまいます。

うつ病と伝えると不安定でいつ休むか分からないと思われてしまう…

面接官に悪いイメージを与えてしまう…

タコさん

イメージ悪くなって不採用になるかも…。
うつのことを面接で言うのやめておこう…。

これが、うつ病患者の心理です。

わざわざデメリットになることを伝える必要があるのかと思うので、うつ病ということを伝えるべきかどうか迷ってしまうんです。

元面接担当者だった僕から結論を先に伝えておきます。

うつ病を持っていることは面接の時に隠さず伝える方が良い。

なぜなら、面接担当者はあなたが隠し事をしていれば、そのことを見抜くからです。
 



 

面接担当者は人を見るプロ

ブッチ

はっきり言いましょう。

面接でうつ病のことを黙っていたとしても、必ず面接担当者に見抜かれます。

何故なら、面接担当者は人を見るプロです。

あなたの受ける面接が、面接担当者の初めての面接対応ではありません。

今まで何十人、何百人も面接してきています。

その経験を活かして、面接時にあなたの些細な言動や行動から隠し事を見抜いたりします。

見抜けないのは、余程第一印象が良くて、面接担当者が「この人を絶対に採用したい!」という状態になっている場合だけです。

ブッチ

上記の状態になることは滅多にありません。

面接担当の視点では、あなたを採用することで会社にメリットがあるかどうかの判断を慎重にしています。

そして、うつ病を見抜く絶対的な質問を3つするでしょう。

  • 空白の期間は何をやっていたのか?
  • 前職の退職理由は?
  • 健康上問題がないか?

 
この3つを質問されて、ウソを突き通せるかどうかです。

この3つの質問で少しでも手間取ったり、目が泳いだりしたら警戒されることは間違いありません。

警戒されたら、うつ病のことを言うまでもなく不採用になります。

面接担当者はあなたが思っている5倍ぐらいの警戒心を持っていると思いましょう。
 

タコさん

面接担当者って怖いね…

ブッチ

全てがそうではないけど、人件費もかかるからね。
面接担当も必死なんだよ。

 



 

うつ病のことを隠して面接を乗り切る方法


僕の意見としては、面接時にうつ病のことを言うべきです。

しかし、中には…

タコさん

どうしてもうつのことを隠しておきたい!!

 
そう思う人もいます。

うつ病のことを隠すなら、これからお伝えする方法を実践して面接対応にのぞんで下さい。

うつ病のことを隠して面接を乗り切る方法

  • 設定を徹底的に作り込む
  • 3つの質問に対して対策をする
  • まずは3ヶ月バイトしてみる

設定を徹底的に作り込む

これは、違う自分を作り込むことです。

簡単に言えば…

 
ツジツマが合う様にウソをつくということです。

 
うつ病のことを話さないなら、家族構成や前職の退職の経緯、休職理由などを徹底的に作り込みます。

中途半端に作り込むとボロが出ますので、しっかり考えて作り込みましょう。

前職で面接していた時に、中途半端な設定でウソだと分かる人が多くいました。

なので、中途半端な設定はしない様にしましょう。

うつを隠して面接を乗り切るなら徹底的に設定を作り込みましょう。

最低限このあたりは作り込みましょう。

  • 前職の退職理由
  • 退職してから何していたのか?
  • 両親の状況
  • 兄弟の状況
ブッチ

設定の作りこみの一例を紹介します。

両親が精神疾患になり、自宅療養することになった。

精神的に不安定な部分もあり、誰かがついていなければいけない。

兄弟は自分以外県外で仕事をしている。

どうしても介護が必要なので、家族の介護をする為に前の職場を自己都合で退職。

そこから両親の介護で1年ほど休職。

両親の精神疾患も良くなり、病院の先生から問題ないとお話を頂いた。

介護もひと段落して仕事ができる様になったので就職活動をしている。

自身の健康上の問題は全くない。

上記の様に作りこんでみましょう。

3つの質問に対して対策をする

先程説明しましたが、面接担当者がうつ病患者を見抜く質問で3つの質問があります。 

  • 空白の期間は何をやっていたのか?
  • 前職の退職理由は?
  • 健康上問題がないか?

設定を作ったら、上記の3つの質問は必ず対策を立てておきましょう。

ブッチ

先ほどの設定をもとに質問の一例を紹介します。

空白の期間が1年ぐらいあるけど、何していたのか?

実家の家族の介護を1年ぐらいしてました。

前職の退職理由は何ですか?

家族の介護をしなければ、いけなくて自己都合で退職しました。

家族の面倒を見るのは他の人じゃダメだった?

兄弟は県外に行って、地元には自分一人しかいません。

健康上の問題は無いですか?

特に問題ないです。

上記の様に、自分が作った設定と照らし合わせて対策を立てる様にしましょう。

3つの質問を回答して、その後深掘りされる様な質問も想定しておくとバッチリです。

まずは3ヶ月バイトしてみる

最後は実践してみるということです。

 
不安を無くす一番の方法は経験を積むことです。

 
いくら設定を徹底的に作って質問対策をしても、ちゃんと働けるのかという不安は誰しもあります。

経験を積まずにいきなり本命の就職先の面接に行っても、不安が大きく出てしまい面接担当者に見抜かれてしまいます。

その対策として短期間のアルバイトをするんです。

アルバイトで3ヶ月でもちゃんと働ければ、「自分仕事ちゃんとできるじゃん!!」って言う自信が出てきます。

ちょっとした自信ですが、この自信があると無いとでは面接の時の声のハリが全然違います。

なので、すぐに本命の面接に行くのではなく、リハビリの意味も込めてアルバイトをしてみましょう。

アルバイトじゃなく、短期のパートや単発の派遣でもOKです。

 



 

うつ病のことを伝える時に理解しておくこと


面接でうつ病のことを伝るのであれば、事前に理解しておくべきことがあります。

うつ病を伝える時に理解しておくこと

  • 不採用の確率が跳ね上がる可能性もある
  • 会社はうつ病のことを理解していない場合が多い
  • やっかいだと思われる可能性が高い

 
面接担当者は、素直にうつ病ということを伝えてくれたことは間違いなく評価しています。

しかし、面接担当者にうつ病の経験がある人がいなければ、間違いなく理解はありません。

やっかいだと思われてしまいます。

その理由は…

 
うつ病=何かやばい病気

 
そんな間違った理解があるからです。

採用される確率を上げる対策として、あなたのうつ病の症状を具体的に説明することが必須です。

面接担当者は、ただうつ病って聞くだけだと上記の様な間違った理解が働きます。

間違った理解を取り除くには、具体的に症状の説明をして、どんな対策が必要なのか理解してもらうことです。

理解してもらえれば、採用の可能性を上げることができます。

ただ、残念なことに大半の会社と人は、うつ病についての理解はあまりないというのが現実です。

うつ病のことを伝えるなら、不採用の確率が跳ね上がることを覚悟して面接にのぞんで下さい。
 

転職を成功させる方法についてはこちらの記事です。

まとめ

まとめを伝える女の子


では、今回のコンテンツをまとめます。

うつ病を伝えるかどうか悩む原因

面接で不利になるから。

ベストな結論

うつ病を持っていることは面接の時に隠さず伝える方が良い。

なぜ伝えるべきか?

  • 面接担当者は人を見抜くプロ。
  • うつのことを隠す対策を立てずに面接に行けばすぐに見抜かれる。

うつを隠して面接を乗り切る方法

  • 設定を徹底的に作りこむ
  • 作った設定で予想される質問の対策をする
  • 短期アルバイトをして自信をつけてから本命の面接にのぞむ

面接でうつ病を伝える時に理解しておくこと

  • 不採用の確率が跳ね上がる可能性もある
  • 会社はうつ病のことを理解していない場合が多い
  • やっかいだと思われる可能性が高い

まとめは以上です。

タコさん

うつ病を言う言わないにしろ対策は必要だね

ブッチ

そうだね。
何事も事前対策が必要だよ。

終わりに

うつ病が回復してきて、もう大丈夫と思って社会復帰できるのは素晴らしいことです。

しかし、うつ病が完全に治ったということではありません。

ブッチ

 再発率が8割を超えている病気なんです!

 
再発の可能性もあることを考えれば、うつ病のことを話さずに面接を乗り切るのは非常にリスクが高いです。

なので、うつ病のことを面接で事前に伝えることをおすすめしています。

しかし、うつを伝えることやうつ病の状態で転職することに悩んでしまうこともありますよね?

1人で考えるのが難しければ、転職支援サービスを活用して、無料カウンセリングを受けて相談に乗ってもらうのも一つです。

転職でも在宅ワークでも、自分のうつと向き合う為に無料カウンセリングを受けても良いかと思います。

無料なので気軽に使えますからね。

使えるものは何でも使う精神でOKです。

面接を乗り切る為にも自分の幸せを手に入れる為にも何でも使っていきましょう^_^

ブッチ

それぐらいがちょうどいいですよ~♪

 
それでは、今回はこれで。

今回も閲覧頂きありがとうございました。

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