- うつ病療養中に読書がオススメな理由
- うつ病療養中に読むべき本
こんにちは!ブッチ(@donbucchi3)です!
今回の記事ではうつ病療養中に読書がおすすめな理由について書いています。
結論から言えば…
読書をすることでうつが改善します!
なので、読書はおすすめです。
うつになったら読書をと言いたいですが、うつの初期は正直本なんて読む状態ではないので、ひたすら横になって休むのが正解です。
この記事を読んで効果がある人は、うつが少し回復してきて何かやろうかな?そう思っている人です。
やる気が出てきても急に運動したり、外に出ようと思ってもなかなか難しいですよね?
読書は場所を選びませんし、うつが回復して少し何かやろうと思った時に手の届きやすい行動だと思います。
読書をおすすめするのは少し手の届く行動というだけでなく、
- ストレス軽減
- 自分の世界を広げられる
- 固定概念を壊す
- 認知予防
- 自己肯定感を高められる
- 心のエネルギーの回復
- 想像力を働かせる
- 知識の吸収
- 読み書きの向上
- コミュニケーション能力の向上
などなど。
挙げればきりがないぐらいメリットが多いんです。
この記事を読んでいけばさらに読書をしたくなるはずです。
後半ではうつ病療養してる時にこそ読んで欲しい本も紹介します^_^
さっそく行きましょう~。
僕が体験した読書の効果
僕はうつの療養中に、読書をすることをおすすめしています。
なぜなら、うつを改善させたのが読書 だったからです。
僕が実際に体験したこと
サラリーマン時代の僕は読書を全然しませんでした。
時間が全く無かったですし、読書なんてつまらないと思っていました。
読んでもラノベぐらいでしたし(笑)
正直なところ、時間の無駄だと思っていたんです。
それが、うつ病になってからはどうでしょう。
急性期は、感情が喪失しているのとやる気の減退が激しいので、家でゆっくり寝てたり何も考えずにソシャゲしてる時間が多かったです。
回復期に入ってから社会復帰の相談を主治医にしたんです。
そしたら、「いきなり社会復帰じゃなくて、まずは何時から何時までと時間を決めて図書館とかにずっといられるか訓練しなさい」と言われました。
それがキッカケで図書館に行く様になったんです。
話を戻しまして、
図書館に行って時間を過ごすのは、超つまらなかったんです。
本なんて読む気にもなりませんでしたし、何時から何時までと決めた時間も過ごせませんでした。
「このままでは社会復帰もできない…」と少し不安になったのと時間を潰す為に何か読もうと思って読みやすい本を手にとって読んでみました。
読んでみたらすごく面白かったんです!
時間もあっという間に過ぎて、閉館までずっと図書館で本を読んでいました。
それ以来、読書にハマって興味のある本を読みあさりました。
その結果、会社員時代は本を1年で1冊本を読むかどうかだった僕が、うつ病になった1年間は本を月に1~2冊読む様になりました。
これだけでも劇的変化ですが、更に良いことがありました。
本を読むことで、うつ病で欠落していた感情が回復したり、好きだったことや趣味に対しての取り組むことができるようになりました。
読書を通して、色々な経験や知識を吸収することで、うつ病療養にもやる気や感情の回復など良い影響が出てきました。
読書することは、療養にすごく良い傾向だということが分かりました。
読書するとうつ改善するよ!
僕は読書するのをおすすめしています。
うつが読書するタイミングは?
冒頭でも述べましたが、うつの状態が初期の時、読書するのは無理です。
理由として、
- 集中力が無い
- 長文が頭に入ってこない
- 読めなくて自分を責める
- 読めなくてさらに自信喪失する
- うつが悪化する
という理由があります。
読書が好きな人でも、うつになったら本が読めなくなったという人もたくさんいます。
うつになると本が読めないという事はよく聞きます。
そりゃそうですよね。
うつの初期は心が一番疲弊していて、ゆっくりと休む必要があるんです。
読書してる余裕も無いということです。
うつ初期の人であれば、読書なんてせずに心と体を休ませてあげましょう。
読書をおすすめしてる記事で言う事ではないんですけどね。
僕自身、色々なことにやる気が出てきたのは休職して3ヶ月ぐらい経ってからです。
2~3か月経って、もうそろそろ何かしたいなという気持ちが内側から湧いてきたら読書を始めましょう。
うつ初期の読書はムリ!
回復することを優先しようね。
読書するなら図書館へ行こう
回復期に入って読書をしようと思ったら、図書館へ行きましょう。
理由は単純です。
本が沢山あって無料で読めるから!
書店で本を購入するのはおすすめですが、うつで休職している時は経済的にきついです。
そんな状況で本を購入して読書するのは負荷が高いです。
そこで役立つのが図書館です。
図書館なら様々な本が沢山あって、無料で借りることもできます。
さらに、僕の通院していた精神科医の先生も図書館へ行くことをおすすめしています。
なぜなら、図書館は外に出る訓練もできるし、仕事復帰した時の時間の拘束に慣れる練習もできるからです。
確かに、家から図書館までは外に出なきゃいけないですし、図書館にずっといれば時間の拘束の訓練もできますね!
読書をしたことが無い人でも、社会復帰の訓練がてら図書館へ行くのもありですね。
うつにもお財布にも優しいのが図書館です。
利用してみましょうね。
図書館はうつ病患者にとって最高の暇つぶし場所だね。
正直、オアシスでした。
うつに読書がおすすめな理由
読書がおすすめな理由は数多くあります。
冒頭でも述べましたが…
- ストレス軽減
- 自分の世界を広げられる
- 固定概念を壊す
- 認知予防
- 自己肯定感を高められる
- 心のエネルギーの回復
- 想像力を働かせる
- 知識の吸収
- 読み書きの向上
- コミュニケーション能力の向上
メリットだらけです。
その中でもうつ改善につながるのは下記4つだと僕は感じています。
- ストレス軽減
- 知識の吸収
- 自己肯定感を高める
- 心のエネルギーを回復する
この4つは特に大事なので、説明しますね。
ストレス軽減
本を読むことで、ストレスが軽減されることは、2009年にイングランドにあるサセックス大学の研究で証明されています。
説明すると、静かな所で一人で読書をすると、心拍数を下げて筋肉の緊張がほぐれます。
約6分間の読書でストレスを68%削減する という内容でした。
うつになる一番の理由はストレスです。
そのストレスが軽減できるので、本を読むとうつの改善にも繋がります。
僕自身、うつの時に本を読んだら感情が回復した経験があります。
間違いなくうつ改善に効果はあると思います。
知識の吸収
うつの療養をある程度してくると社会復帰が見えてきます。
うつの前と同じ様に社会復帰すると再発する可能性が高いです。
うつの再発を繰り返さないことや、社会復帰を成功させる為に必要なのは知識 です。
その知識をどうやって学ぶのか?
そうです。読書して学ぶのです。
本は今まで経験した先人の知恵が凝縮しています。
自分が必要だと思う知識を得ることが可能です。
実際に僕が学んだこととして…
- うつとの付き合い方
- うつの改善方法
- 認知療法
- 人間関係のもやもやの解消法
- 自己肯定感の高め方
- 睡眠の質の向上の仕方
- コミュニケーションの取り方
- 休息の仕方
- なりたい自分になる方法
- 情報発信の方法
- 成功者の考え方
- 心理学
上記はほんの一部ですが、様々な知識を学びました。
社会復帰やうつの状態についても学べば対処可能です。
本を読んで知識を吸収すれば必ずうつの改善方法が見つかります。
自己肯定感を高める
うつになった時は自分の世界が狭くて自分がダメな奴だなんて思いますよね?
僕もそうでした。
日本人は自己肯定感がもともと低い人種ではありますが、うつになると自己肯定感がさらに低くなります。
自己肯定感を高めるとしてもどういった方法があるのか?
自己肯定感を上げるにはどうするのか?
一番良い方法は自分の視野を広げること だと僕は思います。
自分の考え方以外に様々な考え方があることを知って、自分の考えや行動を許してあげる。
自分はダメじゃないということを自分に教えてあげることが必要です。
その為には自分の考え方と違う考え方を吸収しなくてはいけません。
違う考え方を吸収するには、人と話すのと本を読むことです。
うつの時は人と話すのは正直ハードルが高いです。
人に会うのが怖くなってますからね。
なので、読書をすることで視野を広げて自己肯定感を高めることをおすすめします。
色々な考え方に触れて自分を許せる様になればきっと自己肯定感は自然に高まっていきますよ^_^
心のエネルギーを回復する
読書をすることは心のエネルギー回復につながります。
人が食事をして身体的なエネルギーを回復する様に心のエネルギー回復も必要です。
うつになっているということは心の栄養が不足している状態なんです。
その状態でまた社会復帰をするのは再発する可能性が高いです。
では、心のエネルギー回復するにはどうするのか?
・十分な休息
・自分との対話
この2つが必要です。
この2つが必要だと分かっていてもどうやって行動したら良いのか分かりませんよね?
そんな時は読書です。
読書をすれば実践方法や考え方について学べます。
学んで実践したり考え方を知ることができれば心のエネルギー回復します。
読書をすれば、自ずと心のエネルギー回復に繋がるということです。
読書はメリットしかないです。
読んでうつを改善しましょう!
うつで休んでいる時におすすめの本
読書の効果はわかったよ。
だけど、何を読んで良いのかわからない…。
タコさんの様にお困りのあなたへ。
僕からおすすめの本を紹介します。
すごく助かるよ!
紹介よろしく~!
- うつヌケ
- うつを治す努力をしてきたので効果と難易度でマッピングしてみた
- 多分そいつ、今頃パフェ食ってるよ
- 借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ
- Think clearly
- ユダヤ人大富豪の教え
- 夢を叶えるゾウシリーズ
- ちょっと今から仕事辞めてくる
- 池袋ウエストゲートパーク
内容をざっくり説明しますね。
うつヌケ
著者:田中圭一
けっこう有名な本でマンガでうつから抜けた人がどの様にしてうつを抜けたのかが書かれています。
様々な人のケースがあるので、自分のうつに近い人のうつの抜け方を参考にしてみるのもありかと。
僕がすごくおすすめしてるのは文字ではなくマンガでうつについて書いているということです。
うつの初期は文字が読めなかったり、回復しても文字を読むことに抵抗があったりするので、マンガで書かれていることで絵と文字が視覚に入るので非常に分かりやすかったです。
うつについて知りたかったり、うつを抜ける方法を探したいけど活字はちょっとという人におすすめしたい本です。
うつを治す努力をしてきたので効果と難易度でマッピングしてみた
著者:ほっしー
メンタルハッカーのほっしーさんが出している著書です。
著者であるほっしーさん自身うつを経験している人でうつを治す為に色々なことをやってきています。
うつ患者目線でうつに効果があったことが書いてありますのでめちゃくちゃ参考になります。
一番のおすすめは本の中に自分のうつに効果のある事ない事をマッピングできる付録があります。
これが一番おすすめです。
自分のうつに効果があることを見える化できるのは画期的でした。
うつとの付き合い方や改善方法を知りたい人は読むべき本です。
多分そいつ、今頃パフェとか食ってるよ
著者:Jam
この本では、自分を大事にするということを学びました。
ひどいことを言う人や心無いことを言う人の事を気にしてずっと考えていてもそいつはきっとあなたの事なんて頭の片隅にも無くてきっとパフェ食ってる。
嫌なヤツのことを考えるだけアホらしいそう思わせてくれる内容がたくさんあります。
本も右のページが四コママンガになっていて左のページで解説をしてくれます。
人間関係でもやもやしていることを分かりやすく解消してくれます。
人間関係に疲れて心を軽くしたいなという時にもぴったりな本です。
うつから社会復帰する時にめちゃくちゃ参考になりますので読んでおいて損は無いです。
借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ
著者:小池浩
うつになるとマイナスな事ばかりが口から出てきます。
そんなマイナスな口ぐせを改善する為におすすめな本がこのドSの宇宙さんの本です。
以前読んだザ・シークレットという思考を現実化する引き寄せの法則を書いた本を読んだことがあります。
その本をものすご~く分かりやすくした印象です。
うつになってマイナス思考にどっぷり浸かっていた心をリフレッシュできると思います。
口ぐせひとつで気分も変わりますからね^_^
Think clearly
著者:ロルフ・ドベリー
頭や心のもやもやを取り除く様々な思考法が書かれています。
以前紹介した能力の輪の話はもちろん、他にもあなたを助ける為の思考の道具が52個書かれています。
考え方や固定概念を壊すのにぜひ読んで欲しい本です。
ただ読むだけでなく、自分が悩んだりしたらもう一度読み返してみると新しい発見があると思います。
読むと自分のこれまでの考え方とプラスαで別の考え方を教えてくれる良い本だと僕は感じました。
考え方を整理したい時に読んでみてください。
ユダヤ人大富豪の教え
著者:本田健
自己啓発本として、最初に衝撃を受けた本です。
お金持ちになる為に、青年がユダヤ人のゲラーさんから教えを受けるって内容です。
その教えの内容がけっこう無茶苦茶なんですよね(笑)
笑いどころもあって、生きて行く為に目標や夢が必要なんだと言うことを教えてもらいました。
今後の目標を立てる時の参考になることが沢山書いてありますので一読して欲しいです。
夢を叶えるゾウ
著者:水野敬也
読書が苦手な人でもあっさりと読むことができます。
物語は一般人の主人公がインドの神であるガネーシャの教えを実行しながら少しずつ前に進んでいくストーリー型の自己啓発本です。
ガネーシャの教えで成功する為に必要なヒントを得ることができます。
僕は自己啓発というよりガネーシャのキャラクターとストーリーが好きで読んでいます。
このガネーシャと主人公の会話がまるでマンガの様にテンポ良く進んでいくのがサクサク読める理由だと思います。
読書の入門書としておすすめです。
ちなみにシリーズは1~4巻まであります。
どれも1冊で完結しているので自分の読書の目的に合わせて選ぶのも良いかと思います。
ちょっと今から仕事やめてくる
著者:北川恵海
この小説も非常に読みやすかったです。
図書館に行き始めて最初に手にとった本です。
ちょうど僕が休職したこともあって、興味があったので読んでみました。
仕事していた時の自分と主人公を重ねつつ読みました。
これは、仕事で無理している人へ読んで欲しい本だと思ったと同時に、なんで病気になる前に読まなかったんだという後悔が出てきました。
非常に心温まるストーリーで、読み終わった時に勇気をもらえました。
そして、僕は会社を辞めました。
ネタバレになるので、あらすじはあえて書きません(笑)
池袋ウエストゲートパーク
著者:石田衣良
小説の中で僕が一番好きな小説です。
うつの改善とは関係ありませんが、ぜひ読んで欲しいので紹介しておきます。
ドラマ・アニメ化されていますが、小説が一番面白いです。
東京の池袋西口公園近くの果物屋の息子・真島 誠(マコト)は、“池袋のトラブルシューター”とも呼ばれ、依頼された難事件を次々と解決し、住民の幸福と秩序の維持を目指す。
文体は1人称小説であり、主人公マコトの回想録の形態である。
ほぼ全ての作品において、冒頭で謎めいた述懐が読者に語りかけられた後、事件の展開を追うという構成を取っている。
舞台となるのは主に池袋で、登場人物は主役脇役を問わず、多くがいわゆる「負け組」や「サイレント・マイノリティ」に分類されるような、周縁的な存在である。
マコトの視点から物語が書かれているので、読みやすく親近感があります。
事件は、その年に起きた時事ネタを元に書いてあったりするので、わかりやすく想像もしやすいです。
一話も大体60~70ページで読み終えることができるので1時間もあれば読めちゃいます。
シリーズもので17巻まで出ていますので、小説がお好きな方は是非読んでみてください^_^
僕からのおすすめ本は以上です。
まとめ
では、今回のコンテンツをまとめます。
読書はうつ改善効果がある!図書館へ行ってたくさん本を読もう!
まとめは以上です。
終わりに
うつ病になると今まで出来たことができなくなったりします。
人に会うこともできなくなった時に、支えてくれたのが読書でした。
人に会えない時期は読書をして過ごすことができました。
つまり、良い意味で現実逃避ができました。
うつ病の療養は無理をしないことが一番です。
苦手な人に自分から会いに行ったり、やりたくないことを無理にやったりするのは自殺行為です。
うつ病を早く治そうとして、無理をすれば回復が遠くなります。
では、どうするのか?
時間をかけてゆっくり治していく ことです。
無理せず、自分のペースで。
ゆっくり自分のペースで治すということは、目まぐるしく変化する時代の僕達にとっては苦行かもしれません。
そんな時に、読書をすれば、自分のペースを保ってうつ病の療養ができます。
自分のペースを取り戻して、無理せず治していきましょう。
お気に入りの本を持ってカフェに行くのをおすすめします。
それでは、今回はこれで。
今回も閲覧頂きありがとうございました。
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