【このコンテンツで得られるもの】
・社会復帰後の疲れの原因
・疲れの対策
・仕事の選び方
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2019/05/どんぶっちアイコン正式no.jpg” name=”どんぶっち” type=”r”]こんにちは!どんぶっち(@donbucchi3)です![/voice]
うつから社会復帰した感想で最初に出るのは疲れただと思います。
自分がこんなに体力が無かったり、疲れやすくなっているということに落ち込んだりしますよね?
僕もうつから社会復帰した当初はめちゃくちゃ疲れてすぐに横になっていました。
何でこんなに疲れているのか原因を知るとこれからの対策が立てやすくなります。
この記事ではうつから社会復帰して疲れやすい原因とその対策方法、疲れやすいということを踏まえたお仕事選びについて書いています。
これを読めばきっと疲れの原因に対して対策が立てられ、それを踏まえたお仕事選びも出来る様になります。
それでは、さっそく本題に入りますね。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]社会復帰の為にけっこう入念に準備したよね?
それでも疲れがすごく出たの?[/voice]
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2019/05/どんぶっちアイコン正式no.jpg” name=”どんぶっち” type=”r”]うん。
実際に仕事してみてわかったことなんだ。
[/voice]
僕は社会復帰に向けて、ハローワークの障害者登録の活用やキャリア・コンサルティングなど実際に経験して準備をしていきました。
入念な準備をしたんですが、圧倒的に疲れが溜まりやすかったんです。
圧倒的に疲れやすくなっている原因は?
社会復帰して最初のお仕事は今まで仕事をした時の比じゃないぐらいの疲労感が襲ってきました。
何でこんなに疲れやすくなっているのかなと考えて見て、思い当たることが3つ出てきました。
その3つとは…
・体力の低下
・時間の規制
・人との関わり
この3つが、疲れやすくなっている原因だと思います。
一つずつ解説しますね。
体力の低下
文字通りです。
うつで療養していると体力が落ちます。
以前より上がるという人は少ないと思います。
初期はベッドで横になり、中期は少しずつ動けて、後半は家事など軽めの運動ができるようになります。
そう考えれば体力の低下は必然です。
うつになる前のイメージで仕事をすると体力の減り具合にびっくりします。
まず1つ目の原因が体力の低下です。
時間の規制
2つ目は時間規制です。
とは言っても、僕は拘束時間の練習は図書館を通してやってきました。
やってきましたが、あくまでリワークなどでなく自主的にやっていた為、緊張感が緩かったり、自分で自由に練習をやめられる環境だったので甘えていたなと反省してます。
拘束時間ってけっこう息苦しかったりします。
休憩時間まで休めなかったり、仕事中は空気が張り詰めていたりと…。
とにかく、息苦しいんです。
幸いなことに僕の職場は割と自由の効く職場なので、トイレ休憩や小休止を自分のペースでこまめに取れました。
これはラッキーでした。
もし、工場のライン作業とかだったら決まった時間にしか休めません。
決まった時間までのガマンはストレスがかかります。
ストレスがかかればメンタルも消耗しますからね。
2つ目の原因は時間の規制です。
人との関わり
3つ目は人との関わりです。
今まで人と関わることが無かった人が、急に人と関わる様になるとメンタルの消耗が激しいんです。
実際に僕はこれを見落としていたので、消耗が半端なかったです。
当たり前のことですが、うつ病療養中はそんなに人と関わることもありません。
関わっても気心許せる友人や家族とぐらいなのでそこまでメンタルの消耗は激しくありません。
そんなのんびりした世界から見ず知らずの人と関わりをもつことになるので、メンタルの消耗がものすごいのは当たり前です。
このメンタル消耗が激しいから、うつ病で社会復帰してもすぐに体調を崩して退職してしまう人がいるんだなと実感しました。
人との関わりは楽しくてもきつくてもメンタルは消耗します。
消耗スピードは療養の時に比べて大きいということです。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]なるほどね。
体力の低下と時間の拘束と人との関わりね。
確かに見落としがちなところだね。[/voice]
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2019/05/どんぶっちアイコン正式no.jpg” name=”どんぶっち” type=”r”]でしょ?
じゃあ疲れやすい対策について説明するね。[/voice]
疲れやすい原因の対策
疲れやすい原因をおさらいすると…
・体力の低下
・時間の規制
・人との関わり
この3つでした。
対策方法は以下の通りです。
体力の低下の対策方法
散歩や家事、筋トレを自主的にしましょう。
当たり前の事ですが、動かないと体力は落ちます。
体力を元に戻すならランニングがおすすめですが、おそらくそこまでがっつりとやると萎えてきます。
僕もランニングは萎えてきて続きませんでした。
それよりも日常生活で意識すると続きやすいです。
例えば…
・セロトニンを作るついでに散歩する。
・体を少し動かすついでに掃除機をかける。(筋トレも含む)
・自宅の階段を上り下りしてみる
ほんのちょっとしたことで良いです。
少しずつ体力を戻すことが大事なので無理なく続けられることをしましょう。
時間の規制の対策方法
時間の規制は前述した図書館を利用した形できっちり時間を計測して実施するのが効果的です。
しかし、自分一人でやると不安だったりで途中でやめてしまう人もいると思います。
そうならない為に心強いのがリワークプログラムです。
リワークとは、return to workの略語です。
気分障害などの精神疾患を原因として休職している労働者に対し、職場復帰に向けたリハビリテーション(リワーク)を実施する機関で行われているプログラムです。
復職支援プログラムや職場復帰支援プログラムともいいます。
日本うつ病リワーク協会より引用
1人ではなく多くの人と一緒に取り組むことができるのが強みですね。
このリワークプログラムを利用することで時間の規制をクリアすることができます。
人との関わりの対策方法
解決策は人に会うことです。
なぜなら、人に会うことで人に慣れることができます。
人に会うと言っても嫌な人や嫌いな人に会うのはおすすめしません。
仲の良い友人とご飯を食べに行ったりしましょう。
人との関わりを解決するのはやはり人です。
注意点として、うつがひどい時は人に会わなくて良いです。
回復することを優先してください。
うつが治ってきてそろそろ人に会いたいなと思った時にこの対策をやりましょう。
うつになる前と同じ様に仕事はできない
うつ病から社会復帰すると疲れやすい状態になっていることは理解して頂いたと思います。
理解してる人は思っているより2倍も3倍も疲れることを想定して社会復帰するとさらに良いと思います。
つまり、うつになる前と同じ様に仕事をすることはできない状態だと理解するのが一番です。
理解せず仕事を選ぶと、多少きつくても仕事をしようと無理をしてしまいます。
例えるなら、プロスポーツ選手がケガをした状態で試合に出るという暴挙と同じです。
ゲームで言うとハードモードや無理ゲーのレベルです。
これではうつ病が悪化してしまうのも間違いありません。
前職で、不規則な仕事をして生活リズムが狂ってうつ病悪化した人を沢山見ました。
そうなると危険ですよね…。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]理解しないと本当に危険だね…。[/voice]
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2019/05/どんぶっちアイコン正式no.jpg” name=”どんぶっち” type=”r”]うん。
必ず疲れやすいということを理解しましょう。[/voice]
うつから社会復帰する時の仕事選び
仕事の選び方はとってもシンプルです。
僕が以前ツイートした内容で簡単にまとめたものが下記にあります。
うつ病から社会復帰する注意点
🙅♂️嫌な仕事を選ばない
🙅♂️交替や夜勤はやらない
🙅♂️不安な仕事を選ばない
🙅♂️疲れやすいから張り切らない
🙅♂️拘束時間が長い仕事を選ばない
🙅♂️目先のお金だけで仕事を選ばない健康とうつ病予防第一だよ。
疲れやすいということもしっかり考えて選ぼうね。#どぶる— どんぶっち🤗ゆるゆるライフマスター (@donbucchi3) 2019年3月25日
就業を通して感じたことをツイートしたものです。
これを基準に選んでみましょう。
最初から責任が重い仕事や拘束時間の長い仕事を選んでしまうと気力と体力が続かず、無理をしてしまう可能性もあります。
「社会復帰にもリハビリは必要」
というのが僕の持論です。
まずは、アルバイトやパートと言った拘束時間の短いものから始めてみるのがおすすめです。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]仕事選びも無理はしないことだね。[/voice]
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2019/05/どんぶっちアイコン正式no.jpg” name=”どんぶっち” type=”r”]すごく大事です。[/voice]
まとめ
では、今回のコンテンツをまとめます。
【疲れやすくなっている原因】
・体力の低下
・拘束時間
・人との関わり
【対策】
・日常に動きを取り入れる
・図書館リハビリ、リワークプログラムを取り入れる
・人に会う
【社会復帰する時の仕事選びのポイント】
・嫌な仕事をしない
・交代や夜勤をやらない
・不安な仕事はやらない
・疲れやすいから張り切らない
・拘束時間が長い仕事はやらない
・目先のお金だけで仕事を選ばない
【ポイント】
社会復帰にもリハビリが必要!
まとめは以上です。
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2018/05/タコの無料アイコン素材-1.jpeg” name=”タコさん” type=”l icon_black”]社会復帰するときにもリハビリが必要だね。[/voice]
[voice icon=”https://donbucchi.com/wp-content/uploads/2019/05/どんぶっちアイコン正式no.jpg” name=”どんぶっち” type=”r”]しばらく療養していたから色々と慣れが必要だからね![/voice]
終わりに
社会復帰は気力も体力も激しく消耗します。
疲れやすいのは当たり前かもしれません。
しかし、ある程度対策を立てておけば不安も少しは解消できます。
疲れやすいのにも慣れていく必要があります。
最初は肩慣らし程度でも良いので短時間勤務や軽作業というお仕事をしてリハビリしましょう。
せっかく社会復帰してもうつ病が悪化してまた療養と繰り返してしまうという負のループに飲まれないようにしましょう。
在宅勤務という手段もありますので色々と自分に合う社会復帰の方法を選びましょうね。
それでは、今回はこれで。
今回も閲覧頂きありがとうございました。
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